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健康情報 (2005.05.1)

 <第12回>運動の時間帯
 十分な量の食事をとった直後(30分以内)の運動は、胃や腸での食物の消化・吸収に影響するため、一般的に勧められない。食事の量、食物の種類、(消化・吸収の良し悪し)、体調に合わせて、運動開始までの時間や運動の強さを微調整できるように心がけることが肝要である。

1)      
 早朝は身体が十分に目覚めていないことが多いので、激しい運動や長時間の運動は勧められない。起床後の運動にはお茶や水を飲んだり、キャンディをなめたりして、脱水と低血糖を予防したい。牛乳を一杯飲んでから外に出る人もいる。
 そして、理想としてはゆったりとしたストレッチングや体操から始め、ウォーキングまたは軽いジョギングなど一日の体調を整えることを第一のねらいとした運動をするのがよい。また、途中で休息を入れるなどして、一気ではなく徐々に身体を目覚めさせるように心がけたい。


2)昼休み(昼間・夕方)
 主婦や定年退職者など時間に余裕のある人は、一日の中で昼間や夕方を主な運動時間帯とするのがよい。昼間はエネルギー代謝やホルモンなどの分泌、心肺機能が活発に働く時間帯なので、糖質や脂質の消費、体力の増強、怪我の防止などの面から見ても多くの人に勧められる。
 有職者など時間に余裕のない人には、昼休みなどを利用した筋力運動や短時間ウォーキングが勧められる。わずかな時間であっても毎日くり返すことによって、十分な効果が期待できる。


3)  
 夜に運動する場合には、就寝に向かって徐々に体を休めるように心がけたい。運動の強さを除々に弱くして、最後のゆっくりしたストレッチングや体操などで終わるのがよい。運動後一時間ほどたってから、ぬるめの風呂に入ったりリラックスした時間をとると、身体が落ち着き快眠につながる。
 夜の屋外運動は事故防止のために仲間と一緒に、一人の場合は屋内でおこなうのがよい。暗やみでのウォーキングやジョギングは、蛍光塗料または反射材のついた服装を身につけるべきである。


高年の運動プログラムに関する総合的研究」(日本体育協会、スポーツ医・科学専門委員会)より抜粋     (次回へ)

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